11月新刊『ディズニーランド「また行きたくなる」7つの秘密』
■11月新刊をご紹介
11月新刊は2点です。本日は、この本について、くわしいことをお知らせします。
●『ディズニーランド「また行きたくなる」7つの秘密』~なぜか心をつかまれる「仕組み」と「仕掛け」 生井 俊(いくい・しゅん)著、四六判・240ページ、税込定価1470円
●はじめに
今から25年前の1983年4月15日。夢と魔法の王国「東京ディズニーランド」が開業し、アメリカ以外にディズニーのテーマパークができた歴史的な日になりました。日本初の「テーマパーク」と銘打ったディズニーランド。四半世紀以上にわたり愛され続けているこの場所は、ディズニーシーの入場者数とあわせ、のべ4億3000万人(2008年4月発表)もの人が訪れています。業績は好調で、入園者の9割以上が複数回来たことがあるリピーターです。
一方で、後発のテーマパークはどうも調子がよくありません。ディズニーランドを調査して施設をつくってみたものの、「テーマ」にうまく魂を込めることができなかったのでしょう。人気映画やキャラクターを持つ関西の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」をのぞき、ほとんどが閉園や規模縮小へ。その間も、ディズニーランドをはじめとするディズニーリゾートは飽きられず、人気を独占しています。
なぜ、ディズニーランドだけが飽きられず、お客様(ゲスト)の心をつかむのか。この本では、何度もリピートしたくなるディズニーランドの「秘密」を、「こだわり」「音」「変化」「教育」「心理」「マーケティング」「秘話」という「7つの視点」から解き明かします。そこから、「ディズニーランドに来たゲストがリピーターになる理由」をつかんでほしいと考えています。
最高水準にあるディズニーランドのサービス。その優れた仕組みをどうつくりあげていったのか、そして、その強みはどこにあるのか--それを、自分自身のキャスト経験と、関係者へのインタビューなどもふまえて考察しました。これはきっと、あなたが携わる仕事でも「相手の先を読み、期待を超える、プレミア感のあるサービス」を生み出すヒントとして、活用できることでしょう。
開業25周年の合い言葉は「夢よ、ひらけ。」です。ぜひ、ディズニーランドが大切にするサービスマインドを理解して、実践し、自分の夢に役立てていただければ幸いです。
●もくじ
第1章 細部へのこだわりがお客様の心を魅了する
第2章 音に満ちた場所で胸が躍り出す
第3章 常に変化・進化し続けるディズニーランド
第4章 なぜディズニーのキャストはモチベーションが高いのか
第5章 ディズニーの世界にはまる「心理学」
第6章 綿密なマーケティングの上に成り立つディズニーの世界
第7章 ディズニーランドでは、なぜ奇跡が起こるのか~魔法の秘密~
●「第3章 常に変化・進化し続けるディズニーランド」より
■常に安心・安全であるために より安心・安全を求めて■
ディズニーランドは、常に「安心・安全な場所」であることを目指しています。一般に「安心・安全」とは「よく知っていて、いつもと変わらない場所」であることが多いのですが、ディズニーランドは「よく知っているつもりでも、実は絶えず変化する場所」です。ここにリピーターを生むカギがあります。
ディズニーランドへ2回以上足を運んだリピーターなら、「あれ、前に来たときと、なにかが違う」と思ったこと、ありますよね? 毎日のように働いているキャストであっても、「今日はこの店舗が閉まっている」とか、「アトラクションが修理やメンテナンスに入っている」とか、「フェンスの向こう側で始まった工事はなんだろうか」とか、ちょっとした変化でもビックリします。ゲストであれば、少し行かない間に、キャストよりもずっと大きな変化として感じることでしょう。
もちろん「シンデレラ城が、ある日突然、空を飛んでいた」といった、天地がひっくり返るような大きな変化はありません。とはいえ、絶えず変化しているわけですから、「いつもと変わらない場所だから安心する」という感覚とは少し違います。
人の心や期待は時とともに変わっていきます。だから常に安心・安全であるためには、「いつもと変わらない」ではダメなのです。一歩先を行く「より安心・より安全」を目指さなければなりません。そのためにディズニーランドでは、これまで数多くの変化や改善が行なわれました。それは、リピーターの満足度をさらに高めることにもつながっています。
●著者
生井 俊(いくい・しゅん)…作家。1975年生まれ。東京都出身。小学5年生の時、『ファミコン必勝本』(現・宝島社)でライターデビュー。高校時代、東京ディズニーランドでエレクトリカルパレードの運営をサポートするキャスト(従業員)を経験。ディズニーランドが大切にする「笑顔」と、ゲスト(お客様)にハピネスを提供するホスピタリティあふれるサービスを体得する。大学時代、国内初の交換留学制度を利用し、京都・同志社大学へ「留学」。早稲田大学第一文学部卒業後、株式会社リコーに入社。お客様満足度(CS)ナンバーワン企業ならではの、すぐに対応し好感度・信頼度を高めるサービス哲学を学ぶ。ITソリューション営業として仙台支店(現・リコー東北)配属。リコー退社後、都立高校の育休代替教諭として教育現場に携わる。国語科とよく間違われるが、実は英語科に所属。現在、ディズニーランドとホテルのサービスを語る作家として活動中。
近著:『本当にあった ホテルの素敵なサービス物語』(こう書房)/連載:「日経4946File」表紙コラム、@IT情報マネジメント「ブックガイド」ほか。
連絡先◆生井俊事務所 TEL:03-6279-3696 FAX:03-6279-3357/e-mail:ikuishun@gmail.om /blog:http://ikui.exblog.jp/
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